これまでを振り返って
これまでを振り返って
私は、2023年6月にJavaScriptの学習をはじめました。その際に購入したのが、JavaScript本格入門という本です。
この本は、JavaScriptの成り立ちから、クラスやDOMについても説明しており、大変わかりやすく書かれています。
しかし、全体の4割にあたる、Chapter5まで読んだところで挫折してしまいました。当時は何が原因となったのかよくわかっていませんでしたが、今となっては目標がなかったことが理由だと感じています。
学習のきっかけ (2023年6月)
そもそも、私がプログラミング学習を始めたきっかけは、漠然と転職したいという気持ちからでした。当時、会社の後輩や先輩が続々と辞めていく状況に、将来への不安を感じていました。
そんなとき、ある同級生がITエンジニアとして働いており、彼の年収が私の倍以上だと聞きました。また、中学生の頃にフリーゲームを作ろうとした経験があったり、会社でExcel VBAを使用していたこともあり、プログラミングに対する抵抗はありませんでした。
そこで、プログラミングを学んでみようと考えたのです。しかし、ここで1つ目の壁にぶつかります。
プログラミング言語の選定
このときの私は転職することが目的で、特に作りたいものも決まっていませんでした。そのため、どのプログラミング言語を学ぶのかも決まっていませんでした。
検索した際におすすめされていたのがJavaScriptでした。他にもHTMLを勧める人がいましたが、「HTMLはプログラミング言語ではない」という意見もあったため、前述のJavaScriptの書籍を購入しました。
この時点で、具体的な目標はありません。単に、勉強することを目的に勉強を始めました。しかし、何に使うのかわからない複雑な内容が出てくるにつれて、本を読むだけでは楽しくなくなり、最終的には挫折しました。
第二の言語:Python (2023年8月)
JavaScript学習に挫折した私は、次に学ぶ言語を探し始めました。この行動自体が地雷だったと今では思います。当時の私はそのことに気付かず、よく名前を聞くPythonの学習を始めました。
※ このとき、VTuberのサプーさんに大変お世話になりました。
ところが、学習を進めるうちに内容が難しくなり、再度挫折しかけました。そこで、「簡単なアプリをつくってみよう」と考えました。
はじめてのアプリ
はじめてのアプリはCLI形式で、サイト名を入力するとそのサイトをスクレイピングするというものでした。サイト名を指定できるものの、対応サイトは1つだったため、実際にはほとんど意味がありませんでした。
ライブラリには Beautiful Soup を使用し、Youtubeなどの動画を参考にしながら開発を進めました。
実際にアプリの作成を進めてみて分かったのは、文章を読んで理解することと、手を動かして組み立てることには天地の差があるということです。当初は「Beautiful Soupの使い方さえ分かればアプリを作れるだろう」と考えていました。しかし、実際にはHTMLの構造理解やCLIの入出力の実装など、さまざまな要素を考慮する必要がありました。
それでも、認証を伴わない簡単なスクレイピングアプリですが、なんとか完成させることができました。
その後、Youtubeのさまざまな動画を視聴し、よりクオリティの高いアプリの開発方法について学んでいました。そんな中で出会ったのがこちらのしまぶーさんのプレイリストです。
JavaScriptへの回帰 (2023年10月)
先述のプレイリストでは、Next.js(React)の基本が丁寧に解説されており、非常に参考になりました。この動画で学んだ内容を基に作成したのが、現在運営しているこのブログです。現在は、AstroとGitHubでVaultを管理しているObsidianを使用して構成していますが、当初はNext.js(App Router)とmicroCMSを利用して作成しました。
Next.js(App Router)と記載しましたが、しまぶーさんの動画ではPage Routerが紹介されています。そのため、App Routerについて学習し直す際に参考にしたのが、こちらのShinさんの動画です。当時はNext.js 13とそれ以前の情報が移り変わる過渡期だったため、情報の選別には非常に苦労した記憶があります。
また、その際につまづいた経験を元に執筆した初めての技術記事をQiitaに投稿しました。そして2024年2月24日、Vercelを利用してデプロイを行い、自分が作ったものを全世界に公開することができました。
次へ続く
ここまで、私の半年間の学習について記載しましたが、まだまだ学ぶことは沢山あります。そして、この記事の続きとなる内容は、また別の記事で紹介したいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。